はじめに
本ページは、ウインドウズ系全般のティプスメモです。
そう、はじめはVB系のティプスメモだったのですが…いつの間にか、ウインドウズ系全般のティプスメモになってしまいました。
ちなみに、ティプス(Tips)とは、マニュアルに書かれていない技法や裏わざのことですが、本ページでは、私が経験してこれはと思ったノウハウのメモになっています。
尚、以下は本サイトの最新情報(ブログ)です。
それでは、本ページが何かのお役に立てれば幸いです。ごゆっくりご覧ください。
◆ VB2005で作成したEXEファイルのバージョン取得方法
VB2005で作成したEXEファイルのバージョン情報は、以下の3種類があります。
- アセンブリバージョン - .NETアセンブリ用のバージョン番号。
- ファイルバージョン - Win32ファイル・システム用のバージョン番号。
- 製品バージョン - プログラム用のバージョン番号。
そして、上記バージョン情報は、各々以下の4つのバージョンから構成(major.minor.build.revision)されています。
- major(メジャーバージョン)ファイル名が同じでも、このバージョンが異なる場合は、互換性がない。
- minor(マイナーバージョン)ファイル名、majorが同じで、このバージョンが異なる場合は、下位互換性がある。
- build(ビルドバージョン)プロセッサやプラットフォーム等が変更された場合、同一ソースでコンパイルした時。
- revision(リビジョンバージョン)完全互換を目的とする(ホトフィックス更新等)
バージョン取得のサンプル
ファイルバージョンと製品バージョンは、FileVersionInfoクラスからで、
アセンブリバージョンは、Assemblyクラスから求めます。
Imports System.Diagnostics Imports System.Reflection Dim FileInfo As FileVersionInfo FileInfo = FileVersionInfo.GetVersionInfo(""C:\WindowsApplication1.exe"") 'ファイルバージョン MsgBox(FileInfo.FileVersion) '製品バージョン MsgBox(FileInfo.ProductVersion) Dim AssemblyVersionValue As Version Dim AssemblyVersion As String AssemblyVersionValue = Assembly.LoadFile(""C:\WindowsApplication1.exe"").GetName().Version AssemblyVersion = CStr(AssemblyVersionValue.Major) & ""."" & _ CStr(AssemblyVersionValue.Minor) & ""."" & _ CStr(AssemblyVersionValue.BUild) & ""."" & _ CStr(AssemblyVersionValue.Revision) 'アセンブリバージョン MsgBox(AssemblyVersion)
参考:http://forums.microsoft.com/MSDN-JA/ShowPost.aspx?PostID=1747107&SiteID=7
実は、アセンブリバージョンの取得方法がどうしてもわからず、上記BBSで教えてもらいました。
おわりに
以下のページには、すべてのTIPSがあります。もしよろしければ、どうぞ!
尚、ご感想、ご意見、誤字、脱字、間違い等がありましたら遠慮なくVB-TIPS掲示板へご指摘ください。