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アプレットなJavaの基礎講座

変数と制御文と演算子

◆ 変数

変数とはなんでしょう?
変った数ではなく、変化する数です。
Javaでは、データを入れる器のことです。

そして、扱うデータの種類(数値データ、文字データ等)よってそれぞれの型があり、
Javaでは以下の変数の型があります。

型名サイズ(ビット数)とる値の概要
int32-2147483648〜2147483647の整数
long64-9223372036854775808〜9223372036854775807の整数
char16Unicode文字
boolean8True または False

C言語得意の人は、longが64ビットで、charが16ビットなので、注意して下さい。
Javaではlongが32ビット、charが8ビットではありません!
また、変数は必ず宣言しなくてはなりません。これは、C言語と同じ。

配列型変数について

普通の変数の宣言は

    型名 変数名;

例えば、
    Image img;
のようにしますが、

    型名[] 変数名;

で、[]を付けると配列として宣言できます。

例えば、
    Image[] img;
のようにします。

そして、配列変数(img)の要素数は、

    img = new Image[3];

のような感じになります。

これは、「3つの要素をもつImage型配列のインスタンスを作成して、配列変数に代入する。」
と云います。

また、配列変数の使用方法は、

    変数名[添え字] = 値;

例えば、
    img[2] = getImage(〜〜);
のような感じになります。
これは、配列変数imgの添え字が2番目のところにイメージデータを格納します。
尚、添え字はJavaの場合はゼロからです。

◆ 制御文と演算子

代表的な制御文はfor文とif文です。
この2つを使いこなせば、だいたいのことはできます。

for文の使い方

for文は繰り返しの処理に使用します。

      for (カウンタ変数 = 初期値; ループ終了条件式; 増減を指定する式){ 
          繰り返したい処理
      }

以下は、i を 0 から始めて、10未満の間、i を +1しながら、{ }で囲まれたブロックを繰り返します。
i++ は i=i+1 と等価です。

サンプル
int i;
int j;
int k;

j = 0; 
k = 100;
for(i=0; i<10; i++){
    j = j + 1;
    k = k - 1;
}

また、多重ループにすることも出来ます。

for(i=0; i<10; i++){
    :
    for(j=0; j<5; j++){
        :
    }
    :
}
算術演算子意味
+記号の左右の値を足す
-記号の左から右の値を引く
*記号の左右の値を掛ける
/記号の左から右の値で割る
%記号の左から右の値で割った余り
++i変数iに1を足した後で使用する
i++変数iを使用した後で1を足す
--i変数iに1を引いた後で使用する
i--変数iを使用した後で1を引く

if文の使い方

if文は、条件を判定し、その判定に応じた処理を行います。

      if (条件式){
          文1
      }
      else{
          文2
      }
条件式(例)意味
a > 1変数 a が 1 より大きいとき真
a == 1変数 a が 1 のとき真
a >= 1 && b < 1aが1と大きいか等しいくてかつbが1より小さいとき真
a > 1 || b == 1aが1より大きいかまたはbが1と等しいとき真
a != 1aが1と等しくないとき真

関係演算子意味
>大きい
>=大きいか等しい
<小さい
<=小さいか等しい
==等しい
!=等しくない

論理演算子意味
!否定(NOT)
&&かつ(AND)
||または(OR)


◆ 変数と制御文と演算子を使ったサンプル

jlearn04.javaの内容

import java.applet.Applet;
import java.awt.*;

public class jlearn04 extends Applet{
	String name;	
	public void init(){
		name = getParameter("imgName");
	}
	public void paint(Graphics g) {
		Image img;
                int i;
                for(i = 0; i <5; i++){
                   if(i == 0){ 
                      img = getImage(getDocumentBase(), name);
                      g.drawImage(img, 20, 20, this);                   // 画像	
                   }
                   g.drawLine(0, i*10+100, i*10+100, i*10+100);         // 直線
                }
	}
}

◆ MS-DOSプロンプトからそのソースをコンパイルします。

ソースファイルが完成したら、MS-DOSプロンプトからそのソースをコンパイルします

D:\javalean>javac jlearn04.java
D:\javalean>dir /B
jlearn04.java
jlearn04.class

◆ APPLETタグで本クラスを指定したHTMLファイル(jleran04.htm)作成します。

jlearn04.htmの内容

<HTML>
<BODY>
<APPLET CODEBASE="../applet/" CODE="jlearn04.class" WIDTH="100" HEIGHT="100">
<PARAM NAME="imgName" VALUE="../img/chaichan.gif">
</APPLET>
</BODY>
</HTML>

        CODEBASE属性は、jlearn04.classとjlearn04.htmが同じフォルダーにあれば不要です。
        また、CODEBASE属性を指定しない場合、セキュリティ上の理由で参照可能なフォルダーは、
        現在の文書が含まれているフォルダーのサブフォルダーのみです。

さぁ! 4回目のAです。クリックしてアプレットを体験してください。

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